【薬学博士監修】すっぴん美人の条件とは?スキンケアやメイク方法ですっぴん美人を目指そう
すっぴんが美しい女性に憧れている人も多いのではないでしょうか。自然体で美しい女性は魅力にあふれていて、男女関係なく人気がありますよね。
今回は、すっぴん美人の条件を詳しくまとめました。すっぴん美人を目指すスキンケア方法から、メイクのコツまでご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- すっぴん美人の条件って?
- 1. ノーメイクでもキレイな素肌
- 2. 顔にむくみがなく顔立ちがはっきりしている
- 3. 整った眉毛と自然な上向きまつ毛の目元
- スキンケアですっぴん美人を目指すには
- 肌質にあったスキンケアアイテムを使う
- クレンジングと洗顔はゴシゴシ擦らずにする
- 化粧水のみで保湿を終わらせない
- 定期的に角質ケアでお手入れをする
- 自宅で過ごす時も日焼け止めを塗る
- すっぴん美人に見せるメイク方法のコツ
- 肌悩みに合わせて化粧下地を使う
- ファンデーションを厚塗りしない
- ポイントメイクは濃くしない
すっぴん美人の条件って?
すっぴんでも美しいという印象をもつ人には、共通点があります。メイクなしでも美人に見える人の特徴をチェックしていきましょう。
1. ノーメイクでもキレイな素肌
美人な人というと、目鼻立ちがはっきりとしたイメージがありますが、陶器のようにつるりとしたキメ細やかな肌を持つ人も美しい印象を与えます。
特にすっぴん美人は、ベースメイクを落とした後でも肌のキメが整っていてなめらかな肌に見える人が多いです。さらに肌がうるおっていて自然なツヤがあると、イキイキとした雰囲気に見えるため、年齢を重ねても美しい印象を受けます。
特に年齢を重ねてもすっぴんがキレイと言われる人の中には、肌のキメが細かくハリがあり、イキイキとした雰囲気の人が多いのが特徴です。
2. 顔にむくみがなく顔立ちがはっきりしている
くりっとした大きな目や、スーッと通った鼻筋など、メリハリのある顔立ちの人も美しい印象を与えます。目鼻立ちをはっきりさせるメイク方法もありますが、すっぴんでもむくみのないスラッとしたフェイスラインや、ぱっちりとした目元が目立つと魅力的ですよね。
特にくっきりとした二重の人や、彫りの深い顔立ちの人はすっぴんでもメリハリがある顔に見えるので、美しいと感じる人も多いです。
3. 整った眉毛と自然な上向きまつ毛の目元
すっぴんになった時に、眉毛が自然な形に整っていたり、まつ毛が自然にクルッと上向きにカールしていたりすると、清潔感が出て美しい雰囲気に見えます。
特に男女ともに眉毛は顔の印象を左右するパーツなので、長くボサボサだと野暮ったい雰囲気を与えてしまう場合もあるので要注意です。眉毛をカットしたり、毛の流れを整えたりするだけでも清潔感が出て、すっぴんでも美しい印象を与えてくれます。
スキンケアですっぴん美人を目指すには
毎日のスキンケアですっぴん美人を目指すには、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。すっぴん美人の共通点の1つ『美肌』に欠かせない、スキンケア方法のポイントをご紹介します。
肌質にあったスキンケアアイテムを使う
肌質は年齢によっても徐々に変化し、人によっても異なります。主にこのようなタイプに分けられます。
- 皮脂と水分の量が多くテカリやすい脂性肌タイプ
- 季節を問わずカサつきやすい乾燥肌タイプ
- 肌のパーツによって異なる肌質が組み合わさっている混合肌タイプ
- 皮脂と水分のバランスがとれている普通肌タイプ
例えば皮脂の分泌が過剰になりやすい脂性肌タイプの人が、保湿力の高い乾燥肌タイプ向きのスキンケアを使い続けていると、肌のバランスが乱れてベタついたり、肌のキメが乱れたりする可能性があります。
反対に乾燥肌タイプの人が、脂性肌タイプ向きのスキンケアを選ぶと、保湿力が足りず肌がカサついてしまうケースもあるので、肌質と相性の良いスキンケアを選ぶことが大切です。
クレンジングと洗顔はゴシゴシ擦らずにする
スキンケアで肌をゴシゴシと激しく擦ってしまうと、皮膚のキメが乱れてカサついたり、荒れたりする原因になります。特に落ちにくいメイクを洗い流すクレンジングや、洗顔は肌を擦りがちですが、メイク落とし・洗顔料は肌をなでるように軽い力加減で、手早くなじませることが大切です。
化粧水のみで保湿を終わらせない
洗顔後の保湿ケアは、化粧水のみで済ませていませんか。肌のベタつきが気になるからといっても、化粧水のみだとせっかく肌に与えたうるおいが保てずカサついてしまう可能性があります。
肌の保湿には化粧水+乳液で、肌のうるおいと油分のバランスを整えてあげましょう。
そもそも水分が多く配合されている化粧水は、肌にうるおいを与えて後から使うスキンケアの肌なじみを良くしてくれるスキンケアアイテムです。与えたうるおいを長く保つパワーが弱いので、油分も配合されている乳液、クリームなどのスキンケアアイテムと併用することで優れた保湿力を発揮してくれます。
美肌に欠かせない肌のうるおいを維持するためにも、洗顔後は化粧水の他に、乳液や保湿クリームで、肌のうるおいを守るケアもプラスしていきましょう。
定期的に角質ケアでお手入れをする
陶器のようななめらかな肌をキープするには、定期的な角質ケアもおすすめです。角質ケアとは肌のゴワつきや、ザラつきの原因となる古い角質を浮かび上がらせて、なめらかな状態に整えるお手入れのことを指します。
特に古い角質が皮膚に溜まってしまうと、余分な皮脂や皮膚の汚れと混ざり、毛穴に詰まって角栓になってしまう可能性があります。
このような成分が配合された洗顔料や、顔用のスクラブ、洗い流すパックなどを使って、お肌のコンディションを整えてみましょう。
- タンパク分解に優れた酵素
- 汚れを吸着するパワーに優れたクレイ(泥)
- 古い角質を分解し剥がれやすくするAHA、BHA
ただ角質ケアは頻繁に使うと、肌に大きな負担がかかります。週に1〜2回の頻度を目安に、スペシャルケアとしてとりいれてみましょう。
日焼け止めを塗る
紫外線のダメージはシミ・そばかすの元となるメラニン色素の分泌を活発にさせるだけでなく、うるおいを保つ肌のバリア機能も低下させてしまうので要注意です。
屋外に出る時に日焼け止めを塗るのはもちろん、室内で過ごす時も場合によっては日焼け止めを塗ってUV対策を意識しましょう。
肌にダメージを与えやすい紫外線はUVA波と、UVB波長の2種類です。UVB波は波長が短くエネルギーが強いという特徴があります。
一方でUVA波はUVB波よりも弱いエネルギーの紫外線ですが、波長が長く、窓をすり抜けて皮膚の角質層までダメージを蓄積させやすいという特徴があるため、注意が必要です。
すっぴん美人に見せるメイク方法のコツ
すっぴん美人を目指してスキンケアを始めても、1日で美肌にチェンジできるわけではありません。日々の積み重ねは大事ですが、すぐにすっぴん美人風な雰囲気になりたいときは、メイクで肌のお悩みをカバーしながら、ナチュラルな印象の美人顔を演出してみましょう。
肌悩みに合わせて化粧下地を使う
肌の色ムラや、毛穴が目立つときは、化粧下地の補正効果でカバーしながら、ナチュラルな美肌を目指してみましょう。特に肌悩みに合わせて、このように化粧下地のカラーを選び分けるのがおすすめです。
- 赤みをカバーしたい時…グリーン系
- 自然な血色感をプラスしたい時…ピンク系
- 肌の色ムラを整えたい時…ベージュ系
- 肌に自然な明るいツヤ感がほしい時…ホワイト・パープル系
化粧下地のカラーは素の肌色によっても、相性が変わります。黄みがかったイエローベースの肌の人は、ピンク系でもオレンジが入ったような黄味のあるカラーがおすすめです。
一方肌に透明感があり、青みがあるブルーベースの肌の人は、パープルよりのピンク系カラーや、青みのあるホワイトカラーと相性が良いです。
肌悩みや、肌のトーンに合わせて、化粧下地を選び分けてみると良いでしょう。
ファンデーションを厚塗りしない
ファンデーションを塗る時にシミやクマを隠そうと、何度も重ね塗りしていませんか。重ね塗りすると、一部分だけ厚塗り感が出てしまい、すっぴん風メイクから遠ざかってしまいます。ナチュラルな素肌感を演出したいときは、肌悩みを化粧下地や、コンシーラーを使ってカバーし、ファンデーションはサッとつけるだけに留めておくのがポイントです。
またパウダーファンデーションをパフでつけたり、リキッド・クリームファンデーションを指で塗ったりすると、厚塗り感が出やすくなります。ファンデーションブラシを使うと、ふんわりと素肌のようなナチュラル感を演出できるので、ファンデーションを塗る時はメイクブラシを使ってみてはいかがでしょうか。
ポイントメイクは濃くしない
ポイントメイクを濃くしてしまうと、すっぴんの雰囲気が薄くなってしまいます。ポイントメイクは色と、使うコスメの数を絞って顔のメリハリを強調するのがおすすめです。
眉メイクに使うコスメはヘアカラーと似たカラーを選び、アイシャドウはマットなブラウンやベージュカラーでラメの少ないものを使うのがポイントです。
チークや、リップメイクは自然な血色感を演出してくれるコーラルピンク、ベビーピンクなどの淡い色をふんわりと薄く乗せてみましょう。特に大きめのチークブラシを使うと、ひと塗りするだけでも頬にふんわりと色がつき、やわらかい印象のチークメイクに仕上がります。
毎日のスキンケアと、ナチュラルメイクですっぴん美人を目指そう
すっぴんでも美人に見える人は素肌がキメ細やかだったり、顔にメリハリがあったりとナチュラルな美しさが印象に残ります。飾らなくても美しさあふれるすっぴん美人を目指したいときは、今回ご紹介した毎日のスキンケアのポイントと、ナチュラルなメイクを意識しながら、自分に合った方法をとりいれてみてください。
監修者
薬学博士・杜 垚
東京大学農学部を首席の成績で卒業、同年東京大学農学部長賞を受賞。
東京大学大学院薬学系研究科で分子薬学博士号を取得。
大手化粧品会社にてスキンケア、ヘアケア、クレンジングの研究開発や成分配合に長年従事。
2020年株式会社Merry Plusを設立、代表取締役に就任。
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