【薬学博士監修】泡で出てくる洗顔料は良くない?誤解されやすい理由と、洗顔料を選ぶポイントを徹底紹介

 泡で出てくる洗顔料は泡立てる手間が省けて、時短でスキンケアができて便利ですよね。ただ『泡立てる洗顔料は肌に良くない』と言われてしまうことも。この記事では、泡で出てくる洗顔料がなぜ肌に良くないと言われてしまうのか、誤解されやすい理由を詳しく解説しています。

さらに泡で出てくる洗顔料を選ぶポイントも一緒に紹介するので、自分の肌との相性が良い泡洗顔料を見つけることができますよ。

 

目次

 


    泡で出てくる洗顔料は良くない?誤解されやすい理由とは

    泡で出てくる洗顔料は良くない?誤解されやすい理由とは


    泡で出てくる洗顔料は自分で泡を立てる必要がなく、ポンプを軽く押すだけですぐに肌になじませて洗顔ができます。洗顔料がポンプを押しただけで時間をかけずに泡立つのは、泡を立てる特殊な構造を持つポンプ容器と、界面活性剤や洗浄成分があるからです。

    その中でも界面活性剤はさまざまな種類がありますが、人によっては肌刺激を感じやすい成分や、肌に負担がかかりやすい成分があるため、『泡で出てくる洗顔料は肌に良くない』と言われやすいのでしょう。

    しかし界面活性剤や、洗浄成分は他の洗顔料にも配合されやすい成分。そのためすべての泡で出てくる洗顔料が、肌に良くないというわけではないのです。


    泡で出てくる洗顔料も肌への影響は他の洗顔料と変わりない

    泡で出てくる洗顔料も肌への影響は他の洗顔料と変わりない


    泡で出てくるからといっても、他の洗顔料よりも肌への影響が強いとは限りません。洗顔料はクリーム状の洗顔フォーム、固形の石けんタイプ、液体やジェル状の洗顔料があります。どの洗顔料も泡立ちを良くするために、洗浄力の強い洗浄成分や、界面活性剤が配合されているものがあります。

    肌への影響が気になるときは、洗顔の形状よりも配合されている界面活性剤の種類や、洗浄成分をチェックするのがおすすめです。

     

    泡で出てくる洗顔料を選ぶときのポイント

    泡で出てくる洗顔料を選ぶときのポイント


    泡の洗顔料には洗浄成分や、界面活性剤、保湿成分が含まれているものが多いですが、自分の肌に合うものはどのように選べばいいのでしょうか。泡の洗顔料を選ぶときにチェックしておきたいポイントを3つご紹介します。

     

    ① マイルドな洗浄力の洗顔料を選ぶ

    マイルドな洗浄力の洗顔料を選ぶ


    お肌がデリケートになっているときや、乾燥肌や敏感肌の人は、お肌のうるおいをキープしやすい天然由来の洗浄成分や、アミノ酸系洗浄成分などのマイルドな洗浄成分を選ぶのがおすすめです。石鹸系界面活性剤や石油系界面活性剤が配合されている洗顔料は、脱脂力が高く、肌を外部からの刺激や、皮膚の乾燥から守ってくれるために必要な皮脂まで洗い流してしまうこともあるので、できるだけ避けましょう。洗浄成分はパッケージや、成分表に書かれているのでチェックしてみましょう。


    ② 石油系界面活性剤不使用の洗顔料を選ぶ

    石油系界面活性剤不使用の洗顔料を選ぶ


    洗顔料に含まれている界面活性剤は泡立ちを良くして、短時間でモコモコの泡を作りやすくしてくれます。ただ界面活性剤の中でも、石油系界面活性剤は、洗い流した後でも肌の角質層に入り込んで、肌バリアを壊す可能性がありますので、要注意。肌刺激や、お肌への負担を少なくしたいときは、『石油系界面活性剤フリー』や、『無添加処方』のものを選んでみましょう。


    ③ キメ細やかな泡が出てくるものを選ぶ

    キメ細やかな泡が出てくるものを選ぶ


    泡の洗顔料を選ぶときは泡がキメ細やかで、肌になじませてもヘタれにくいものを選ぶのがポイント。肌になじませている内に泡がすぐヘタレてしまうと、肌の汚れや、余分な皮脂が十分に洗い落ちない可能性があります。

    ちなみに泡で出てくる洗顔料は、ポンプ容器の中で液状の洗顔料と気体が混ざり、泡状になって出てくるので、容器の使い勝手の良さもチェックしておくのがおすすめです。


    ④ 保湿成分が配合されているものを選ぶ

    保湿成分が配合されているものを選ぶ


    年齢を重ねるともに肌はうるおいを保つ力が弱まり、乾燥しやすくなります。お肌の乾燥や、エイジングケアが気になるときは、肌にうるおいをキープしやすい保湿成分が配合された泡の洗顔料を選ぶようにしましょう。

    • ヒアルロン酸
    • コラーゲン
    • 温泉水
    • 植物エキス

    上記の成分は、肌にうるおいを与えて守ってくれたり、肌の水分をはさみこんで長く保ってくれる特徴があります。乾燥が気になるときはこのような保湿成分が配合されているか、洗顔料をチェックするときの参考にしてみてください。

     

    肌負担の少ない泡で出てくる洗顔料で時短スキンケアをしてみよう


    泡で出てくる洗顔料は良くないと思われがちですが、すべてが肌に悪影響を及ぼすわけではありません。洗顔料に配合されている洗浄成分や、界面活性剤、保湿成分によって、肌との相性も良く、時短スキンケアの心強い味方になってくれます。肌負担の少ない泡の洗顔料で、毎日の洗顔を短く効率的に過ごしてみませんか。

     

     

    泡で出てくる洗顔料の一押し商品「リメド ミクロ ムース ウォーター」


    RIMEDO(リメド)のクレンジングは乾燥肌や繊細肌を考えて作られており、東大薬学博士・クレンジング研究の専門家が開発した、100%植物系・アミノ酸系クレンジングです。


    リメドミクロムースウォーターは泡で出てくる、洗顔もできるクレンジングです。フェイスパックとしても使用可能。肌と同じ弱酸性で、アルコールフリー・パラベンフリー・石油系界面活性剤フリー・石けん系界面活性剤フリー・サルフェートフリー・香料フリー・着色料フリー・紫外線吸収剤フリー・シリコーンフリー処方。


    毛穴のサイズよりも小さい微細泡で、擦らずにメイクオフと毛穴ケアが同時にできます。ふんわりの泡タイプですので、肌への摩擦を軽減。温泉水配合で必要なうるおい感はキープできる保湿クレンジングです。

    フェイスパックとしての使い方

    集中的に保湿ケアや毛穴ケアしたい場合は、フェイスパックとして使いましょう。メイクを落とした後のお肌に適量をなじませて、優しくマッサージします。5分ほど置いてから洗い流すと、汚れがしっかりと落ちて肌の透明感が増します。



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    監修者:東京大学 薬学博士 杜 垚

    監修者

    薬学博士・杜 垚

    東京大学農学部を首席の成績で卒業、同年東京大学農学部長賞を受賞。
    東京大学大学院薬学系研究科で分子薬学博士号を取得。
    大手化粧品会社にてスキンケア、ヘアケア、クレンジングの研究開発や成分配合に長年従事。
    2020年株式会社Merry Plusを設立、代表取締役に就任。