【薬学博士監修】ノーメイクでもクレンジングが必要な理由とは?メリットや注意点を解説!

あなたはノーメイクの日もクレンジングをしていますか?


「クレンジングはお化粧を落とすためのもの」と思って洗顔だけで済ませているとしたら、それは大きな間違いです。


この記事では、ノーメイクの日にクレンジングをするメリットや注意点などについて詳しく解説しています。


健やかな肌を保つために、ぜひご一読ください。

 

目次

  • クレンジング時の注意点
    • (1)肌をこすらない
    • (2)クレンジングはたっぷりな量を使う
    • (3)しっかりとすすぐ
    • (4)すすぎに熱いお湯を使わない

 


ノーメイクの日もクレンジングをする4つのメリット

ノーメイクの日もクレンジングをする4つのメリット

ノーメイクの日でもクレンジングをおこなうことで、さまざまなメリットが得られます。

主なメリットは以下の4つです。


)油性の汚れを落としてくれる

(1)油性の汚れを落としてくれる

第一のメリットとして、クレンジングは肌についた油性の汚れを落としてくれます。


洗顔剤で落とすことができるのは、ホコリや汗などの水性の汚れなので、油性の汚れは落とし切れません。


しかし、クレンジングをおこなうことで以下のような汚れを落とす効果があります。


  • 日焼け止めクリームなどに含まれる油分
  • 皮脂による毛穴の汚れ
  • 排気ガスによる油汚れ
  • 食事や料理中についた油汚れ

ノーメイクの日もクレンジングでこれらの汚れをしっかりと落とせるのは、大きなメリットだといえるでしょう。


)シミやくすみの予防になる

(2)シミやくすみの予防になる

クレンジングが肌のシミやくすみの予防になることも、メリットだといえます。


紫外線によるメラニン色素や肌に残った古い角質は、ターンオーバーの乱れを引き起こして、シミやくすみの原因になるからです。


メイクをしていない日もクレンジングをおこなうことでターンオーバーが整い、肌の透明感を取り戻す効果が期待できます。


)角栓ケアができる

(3)角栓ケアができる

メイクをしていない日もクレンジングをすることで、角栓ケアができます。


角栓とは、皮脂に古い角質などが混ざりあって固まり、毛穴に詰まったものです。

そんな角栓ケアには、保湿効果の高いオイルタイプやバームタイプのクレンジングがおすすめです。


やさしくマッサージするようになじませることで毛穴の汚れを取り除き、角栓を解消する効果が期待できるでしょう。


)化粧のりが良くなる

(4)化粧のりが良くなる

クレンジングによって油汚れなどがきれいに落とされると、化粧のりが良くなるというメリットもあります。


油汚れや古い角質層が落ちることでターンオーバーが整った肌はきめが細かくなり、適度な潤いを保つからです。


潤いのある整った肌は、化粧のりや化粧の持ちも良くなることでしょう。


ノーメイクの日のクレンジング選びのポイント

ノーメイクの日のクレンジング選びのポイント

一般にクレンジングはメイクを落とせるように作られているため、ノーメイクに使う場合は選び方にポイントがあります。


ポイント1.刺激の少ないものを選ぶ

ポイント1.刺激の少ないものを選ぶ

ポイントのひとつ目は、刺激の少ないものを選ぶことです。


ほとんどのクレンジングは界面活性剤とオイルの組み合わせでメイク汚れを落としています。


つまり、刺激の少ないクレンジングを選ぶには、界面活性剤の種類と量に着目する必要があるのです。


まず、種類としては以下のものを避けるようにしましょう。


  • 石油系界面活性剤
  • 石けん系界面活性剤
  • サルフェート

また、量については極力配合の少ないものを選ぶことが大切。


たとえば、「RIMEDOウォータークレンジングバーム」は、界面活性剤の量を最小限に抑えたノーメイク時にもおすすめのクレンジングです。


以下にその特徴を紹介します。


~RIMEDOウォータークレンジングバーム~

世界初「ハイブリッド乳化時短技術」を採用した、パックもできる「水感バーム」クレンジング!


▼ハイブリッド乳化時短技術とは

界面活性剤の量を最小限に抑え、油溶性と水溶性の汚れへの馴染みを両立。水洗時に洗い流しやすくさせる特殊な乳化構造を構成する成分の組み合わせのこと。

界面活性剤の種類としては、植物由来・アミノ酸系界面活性剤のみを配合し、特に肌に優しいとされる「ポリグリセリン脂肪酸エステル」を主要成分として使用。


界面活性剤の種類と量というポイントをクリアしているのはもちろんのこと、パックもできるため、美肌ケアにも最適です。


洗い流しがしやすいことも含めて、肌への優しさを極めたクレンジングだといえるでしょう。


ポイント2.肌質に適したものを選ぶ

ポイント2.肌質に適したものを選ぶ

敏感肌や乾燥肌の人には、アルコールフリーのクレンジングをおすすめします。

アルコールの含まれたものは肌がヒリヒリするなど、トラブルの原因になりやすいからです。


パッケージの成分を確認して、アルコールの含まれていないクレンジングを選ぶようにしてください。


クレンジング時の注意点

クレンジング時の注意点

次に、クレンジングをおこなう際の注意点をお話しします。

注意点は以下の4つです。


(1)肌をこすらない

(1)肌をこすらない

最も重要な注意点は、肌をこすらないことです。

表皮はとても薄いため、わずかな力でも傷ついてしまいます。


指の腹を使って、くるくるとした動きでクレンジングをなじませるように、優しくおこないましょう。


(2)クレンジングはたっぷりな量を使う

(2)クレンジングはたっぷりな量を使う

クレンジングには、たっぷりな量を使うようにしてください。


量が少ないと汚れがじゅうぶんに落ちないからです。

また、摩擦が生じて肌を傷める危険性もあります。


もったいないからと少しずつではなく、十分な量を使ってくださいね。


(3)しっかりとすすぐ

(3)しっかりとすすぐ

すすぎはしっかりとおこないましょう。

すすぎが足らないと、皮膚に残ったクレンジングが原因で肌荒れを起こす可能性があります。


また、すすぎのときもこすらないことが大切。

バシャバシャと顔に繰り返しぬるま湯をかけるイメージで、クレンジングを洗い流しましょう。


(4)すすぎに熱いお湯を使わない

(4)すすぎに熱いお湯を使わない

すすぎのお湯が熱すぎると、肌を乾燥させる原因になります。

体温よりも低め(32度程度)のぬるま湯を使用して、洗い流すようにしましょう。


ノーメイクの日もクレンジングで健やかな肌へ

ノーメイクの日もクレンジングで健やかな肌へ

クレンジングは、メイクを落とすためだけのものではありません。

ノーメイクで過ごした日も、油性の汚れを落とすためにクレンジングをする必要があるのです。


クレンジングによって肌のターンオーバーが整い、シミやくすみ、角栓ケアの効果が期待できます。


ノーメイクの日も正しいクレンジングで、透明感のある健やかな素肌を保ちましょう。


監修者:東京大学 薬学博士 杜 垚

監修者

薬学博士・杜 垚

東京大学農学部を首席の成績で卒業、同年東京大学農学部長賞を受賞。
東京大学大学院薬学系研究科で分子薬学博士号を取得。
大手化粧品会社にてスキンケア、ヘアケア、クレンジングの研究開発や成分配合に長年従事。
2020年株式会社Merry Plusを設立、代表取締役に就任。

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