【薬学博士監修】洗顔後の鼻に白い角栓が目立つのはなぜ？理由と対策方法を徹底紹介

毎日しっかり洗顔しているのに、鼻に白い角栓が目立つことはありませんか？角栓が目立つとファンデーションがキレイに仕上がらなかったり、肌が汚く見えてしまったりとお手入れに悩む人も少なくありません。

今回は、洗顔をしても目立ちやすい鼻の白い角栓についてまとめました。対策方法も詳しくご紹介するので、鼻の白いポツポツとした角栓にお悩みの人も参考にしてみてください。

目次

• 洗顔した後の鼻に目立つ白いポツポツとは

• 洗顔しても鼻の角栓が目立つ原因
• ターンオーバーの乱れ
• 落ち切らないメイク汚れ
• 間違った角栓ケア

• 鼻の白い角栓におすすめ！６つの対策方法
• 1. メイクの濃さに適したクレンジングをする
• 2. 無理やり角栓を押し出さない
• 3. 週に1～2回のピーリングケアをする
• 4. 保湿ケアで肌の潤いを保つ
• 5. 栄養バランスの整った食事をする
• 6. 質の良い睡眠を心がける

• 鼻の白い角栓が目立たないツルすべ肌を目指そう

 

洗顔した後の鼻に目立つ白いポツポツとは

綺麗に洗顔できたと思ったら鼻の頭に白いポツポツが目立つことはありませんか？

白くポツポツと目立つものは「角栓」です。

洗顔だけでは毛穴の奥まで詰まった角栓を1回ですっきりと洗い流すのは難しく、「丁寧に汚れを洗い流した」と思っても白く角栓が目立ってしまう場合があります。

さらに角栓はクレンジングや洗顔時の水分でふやけると、膨張して肌の汚れをキレイに洗い流したはずの洗顔後の鼻に白い角栓が目立ってしまう場合があります。

そもそも角栓とは古い角質と皮脂でできています。剥がれ落ちた角質が皮脂と混ざって、年輪のような層を形成しながら毛穴に埋めるように大きくなります。

特に鼻は顔の中でも皮脂の分泌が活発になりやすいので顔の中でも角栓が目立ちやすいパーツです。

角栓を目立たせないためにも原因をチェックし、適した対策方法で角栓ケアを行っていきましょう。

 

洗顔しても鼻の角栓が目立つ原因

丁寧に洗顔を続けていても鼻に目立つ白い角栓が落とし切れないのでしょうか。洗顔後の鼻に、白い角栓が目立つ理由を見ていきましょう。

 

ターンオーバーの乱れ

「ターンオーバー」とは、肌が生まれ変わるサイクルのことです。角質は層状に重なり合っていて、古くなった層が上に押し上げられて自然に剥がれ落ち新しい層に変わります。

しかしターンオーバーの周期が乱れてサイクルが遅くなると、自然に剥がれ落ちるはずの古い角質が皮膚に溜まります。溜まった古い角質は皮脂や埃と混ざり合い、毛穴に詰まり「角栓」として目立つようになります。

詰まった角栓を無理に取ろうとすると、古い角質だけではなく剥がれ落ちる予定ではない角質層まで傷つけてしまう場合があり、ターンオーバーの周期を早める原因になることもあるので注意が必要です。

落ち切らないメイク汚れ

クレンジングでメイクをしっかり落とすことができていないと、皮膚の上にメイクの成分が残り、古い角質と混ざり合って角栓の原因になることがあります。

メイクは油溶性の成分が多く含まれているため、水溶性の汚れを得意とする洗顔料ではすっきりと洗い落とすことができず、皮膚の上に残ってしまう場合が多いです。

 

間違った角栓ケア

洗顔後の鼻に白い角栓が目立つからといって、無理やり押し出したりしていませんか？

爪やピンセットで角栓を無理やり押し出そうとすると、毛穴周りの皮膚を強く刺激して古くない角質層や毛穴周りの皮膚まで傷つけてしまう原因になります。

肌のターンオーバーの乱れや過剰な皮脂分泌の原因になる可能性もあるので、角栓のお手入れは力任せに無理やり行うのは避けましょう。

 

鼻の白い角栓におすすめ！6つの対策方法

鼻に白いポツポツとした角栓が目立つ時は、どのようにお手入れするのが良いのでしょうか。毛穴周りの肌や角質層に負担をかけにくい、おすすめのお手入れ方法を6つご紹介します。

1. メイクの濃さに適したクレンジングをする

洗顔料とクレンジングはそれぞれ役割が違います。

• 洗顔料…水溶性の汚れや埃を洗い落とすのが得意
• クレンジング…メイクに含まれる油溶性の成分を浮かせて洗い落とす

特に耐久性に優れたメイクや色の濃いメイクを通常の洗顔料でキレイ落とすのは難しく、皮膚にメイクの成分や油分が残ってしまいます。

メイクの濃さや耐久性に合うクレンジングで洗い落としてから、洗顔料で皮膚の汚れを洗い流しましょう。

2. 無理やり角栓を押し出さない

角栓は無理やり押し出しても古い角質が溜まったり、皮脂分泌が過剰になったりすると毛穴に詰まってしまいます。

無理やり爪やピンセットで角栓を押し出した場合、毛穴周りの肌を強く刺激し、過剰な皮脂分泌やターンオーバーの乱れの原因になる可能性があるので避けましょう。

3. 週に1～2回のピーリングケアをする

ピーリングケアとは角栓の元となる古い角質や、余分な皮脂を洗い落とす角質ケアのことです。通常のクレンジングや洗顔料とは異なる洗浄力が高いアイテムを使用するため、毎日頻繁に行うと肌に強い刺激となってしまう場合があります。

鼻の白い角栓のお手入れのピーリングケアには、このようなアイテムがおすすめです。

• スクラブやクレイの成分が配合された洗顔料
• タンパク汚れの分解に優れた酵素洗顔料
• ピーリング機能を搭載した美容家電

乾かした後に剥がす角栓パックは、肌刺激がとても強いので避けましょう。

手軽に使いやすい洗い流す洗顔料タイプや、エステのフェイシャルでも使われる超音波のピーリング機能を搭載した美容家電などで、週に1～2回を目安にしたスペシャルケアとして取り入れるのがポイントです。

４. 保湿ケアで肌の潤いを保つ

肌の潤いが不足していると肌を刺激から守ろうとして、皮脂分泌が過剰になる場合があります。過剰な皮脂は角栓の原因となりやすいので、洗顔後は時間を置かずにできるだけ早く肌を保湿するように心がけましょう。

スキンケアには肌のバリア機能を整えてくれるセラミドや、優れた保水力を持つヒアルロン酸・コラーゲン・リピジュア®などを配合した保湿アイテムがおすすめです。

５. 栄養バランスの整った食事をする

肌のバリア機能の整った角栓の目立たない肌には、美肌に欠かせない栄養を毎日の食事で摂取することも大切です。特に忙しい時は手軽なパンや、おにぎりなど炭水化物が多い食生活になってしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし美肌の維持にはタンパク質や、女性が不足しやすい鉄分・ビタミン類が必要です。

• タンパク質…セラミドのもととなるアミノ酸が豊富
• ビタミンA…抗酸化作用に優れている栄養素
• ビタミンB…タンパク質の合成や、分解を促す
• ビタミンC…コラーゲンの生成を促す
• 鉄分…肌の毛細血管に酸素の供給を促す

タンパク質は赤身の肉や魚・大豆製品、ビタミン類は緑黄色野菜・果物に多く含まれています。鉄分はレバーやほうれん草・プルーンに豊富に含まれているので、自分の食生活に不足しやすい栄養をチェックしながら、積極的に摂り入れてみましょう。

毎日の食事で摂り続けるのが大変な場合には、サプリメントで補うのもおすすめです。ドリンクやゼリーなど、取り入れやすいもので続けてみましょう。

 

６. 質の良い睡眠を心がける

寝不足だと肌のキメが乱れたり、メイクのノリがいまいちだったりしませんか？

睡眠中は成長ホルモンの分泌が活発になります。成長ホルモンが活発になると肌の新陳代謝が整いやすくなるため、美肌ケアには質の良い睡眠は欠かせません。

新陳代謝はターンオーバーの乱れを整えて、キメの整った毛穴の目立ちにくい肌に導いてくれます。

 

鼻の白い角栓が目立たないツルすべ肌を目指そう

せっかくしっかり洗顔をしても、鼻に白い角栓が目立つと肌が汚く見えてしまいます。

角栓は古い角質や皮脂が詰まったものなので、1回のお手入れで取り切るのは難しいものです。

今回ご紹介したお手入れ方法や、生活習慣を見直しながら鼻に白い角栓の目立ちにくい状態を作りツルすべ肌を目指していきましょう。

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